花と食のフェスティバルがネットで開催 SNSや動画の連携企画も 29日から


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「おきなわ花と食のフェスティバル2021」のオンライン開催をPRする普天間朝重本部長=26日、那覇市のJA会館

 「おきなわ花と食のフェスティバル2021」が29日から、オンライン開催される。5月30日まで。公式サイトでは、県内各市町村の特産品情報を地図上で紹介する「沖縄MAP」のほか、セリ市場や品評会の様子などを収録した動画コンテンツで、県内農林水産物の魅力を配信する。サイトを通して購入もできる。

 フェスティバルは例年2月ごろに奥武山公園などで実施され、十数万人の来場者がある、農林水産業関係としては県内最大のイベント。2020年は県内での豚熱発生の影響で中止となり、今年は新型コロナウイルスの影響で2月開催を延期し、オンラインでの開催に至った。

 主催するおきなわ花と食のフェスティバル推進本部の普天間朝重本部長(JAおきなわ理事長)は26日、那覇市のJA会館で記者会見し、「より広がりが持てるオンライン開催は一つのチャンスだ。食料自給率などについて考える機会にもなる」と呼び掛けた。

 ツイッターや動画と連動して、県産品などが当たる企画もある。オンライン開催会場となる公式ページはhttps://hanashoku.onlineから。