全保連が45億円資金調達 上場視野に人材強化へ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子

 家賃債務保証サービスの全保連(那覇市、迫幸治社長)は30日、第三者割当増資で45億136万円を資金調達したと発表した。AZ―Star3号投資事業有限責任組合(東京都)など3社が引き受けた。株式上場を視野に入れた財務基盤の強化やデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けたシステム更新、人材強化などを行う。

 資本金を9950万円から23億5018万円に引き上げた。増資・資本金増額共に3月30日付。増資に伴う株式割当数などは公表していない。

 2019年から更改中の基幹システムは今年5月の本格稼働を掲げている。システム更改で、ペーパーレス化やデータベースのセキュリティー強化などに対応する。