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日本ゴールボール協会は30日、東京パラリンピック代表内定選手の入れ替えを発表し、女子で5大会連続出場を狙った小宮正江(アソウ・ヒューマニーセンター)が外れ、萩原紀佳(国立障害者リハビリテーションセンター)が入った。
県出身の安室早姫(沖縄盲学校―筑波大付視覚特別支援学校高等部―明治大出)は選出されなかったが、補欠の「ターゲット選手」としてチームに帯同し、引き続き強化の対象となる。パラリンピック出場に必要な障がいのクラス分けで荻原が未確定となっており、判定内容次第では荻原の選出が難しくなるための措置という。
日本代表の市川喬一総監督は、2012年ロンドン大会優勝メンバーで45歳の小宮の落選を「故障がちで、体力的な落ち込みもあった」と説明。力強いボールを投げる20歳の萩原に「攻撃力は世界でも十分に戦える」と期待をかけた。
初出場の男子は信沢用秀(フコクしんらい生命保険)の代わりに川嶋悠太(アシックス)が選ばれた。
(共同通信)