【読谷】読谷村喜名の畑や空き地の外周約2キロでできる、通称「絆カンナ通り」。通りの花を手入れする「カンナ会」がこのほど、結成5周年を迎えた。
道路沿いに色とりどりの花が咲き、道行く人の目を引きつける。地元の保育園児の散歩コースとして、時には遠方から花を見にやって来る人もおり、ちょっとした名所になっている。
カンナやタチアオイ、ツキミソウなど約15種の花が咲く。ほとんどがメンバーの自宅で咲いた花の苗を株分けしたものだ。
カンナ会は全員で9人。メンバーの松田和子さん(76)=村喜名=は、「最初の1~2年は手入れが大変だった」と振り返る。「それでも花を見た人が喜んでくれるから、やりがいがある」と笑顔だ。
當山宗仁さん(81)=村喜名=は「通りをきれいにすることで地域貢献もしたい」と話した。