ホワイトビーチに仏艦船 海自との共同訓練参加


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仏海軍所属の強襲揚陸艦「トネール」(奥)とフリゲート艦「シュルクーフ」=6日、うるま市勝連のホワイトビーチ沖合(読者提供)

 【うるま】うるま市勝連のホワイトビーチ沖合に5、6の両日、仏海軍所属の強襲揚陸艦「トネール」とフリゲート艦「シュルクーフ」が停泊しているのが確認された。「シュルクーフ」は4日に海上自衛隊と共同訓練を実施した。東シナ海上で、北朝鮮が積み荷移し替える「瀬取り」の監視や中国へのけん制とみられる。

 リムピース編集長の頼和太郎氏は「北朝鮮の監視が第一だと思うが、領有権を巡って問題がある中国に対する対抗措置としての強い意味合いがある」と説明した。

 目撃者によると、両艦は7日午前中、沖合から出航したという。