辺野古区最大113デシベル 名護 米軍キャンプ・シュワブで廃弾処理


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建物建て替え工事が進む米軍キャンプ・シュワブの弾薬庫敷地=20年9月4日、名護市辺野古(小型無人機で撮影)

 【名護】名護市で4月29日、米軍キャンプ・シュワブの廃弾処理とみられる爆発音が相次いで確認された。市は隣接する久辺3区に騒音測定器を設置しており、午後3時22分に辺野古区で最大値となる113・2デシベルを計測。2010年10月に測定器を設置して以降、最大値とみられる。

 記録によると、正午すぎから午後6時すぎにかけて80デシベル以上を豊原で5回、辺野古で4回、久志で1回計測。久志は午後2時半に99・4デシベル、豊原は午後4時38分に106・4デシベルを計測した。80デシベルはパチンコ店内、100デシベルは電車が通る時のガード下、110デシベルは前方2メートルにある自動車のクラクション音に相当する。