沖縄地方は9日午後、梅雨前線の影響で大気の状態が不安定となっており、那覇市安次嶺で1時間に55・0ミリの非常に激しい雨、読谷村では同42・5ミリの激しい雨を観測した。沖縄気象台は午後3時半現在、沖縄本島北部に大雨警報を発表している。
気象台によると、9日は多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降る見込み。本島北部では、9日夕方は低い土地の浸水に警戒するよう呼び掛けている。沖縄本島地方では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼び掛けており、今後の雨雲の発達状況によっては、沖縄本島地方で大雨警報の発表地域が広がるおそれがある。