匿名企業がタオル4000枚寄贈 沖縄青年会議所を通し5市町村の保育園へ


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 【沖縄】「何か社会の役に立ててほしい」と匿名の企業が新品のタオル4千枚を寄贈し、沖縄青年会議所(町田裕介理事長)に託された。同会議所は活用方法を議論した後、認可外保育園に寄贈することにし、4月26日、沖縄市役所で寄贈式があった。タオルは沖縄青年会議所が活動する1市2町2村の保育園に配られる。

寄贈するタオルの目録をももやま保育園の島袋章園長(左から4人目)に手渡す沖縄青年会議所の町田裕介理事長(同3人目)=26日、沖縄市役所

 沖縄市では1526枚を配布する予定。贈呈式に出席したももやま保育園(市南桃原)の島袋章園長は「熱い思いに感謝する。各園にしっかり配りたい」と話した。同席した桑江朝千夫市長は「新型コロナでタオルの共有を避けないといけない中、タオルはとても大切だ。匿名で寄付するなんて、(素性不明の芸術家)バンクシーみたいだ」と喜んだ。