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国際自然保護連合(IUCN)が「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を勧告したことを受け、玉城デニー知事は10日夜、コメントを発表し、「登録基準である『生物多様性』に関する顕著な普遍的価値が認められ、世界遺産一覧表への『記載』が適当と勧告されたことは誠に喜ばしい」と歓迎した。
玉城知事は本島北部や西表島について「希少な固有種が数多く生息・生育する自然環境が非常に豊かな地域」だと強調。7月に予定される世界遺産委員会で、正式に登録されることに期待感を示した。
その上で、「貴重な自然環境を百年、千年後の子々孫々に引き継いでいくため、SDGsの精神にのっとり、世界自然遺産にふさわしい持続可能な地域づくりに取り組む」として、県としても自然保護に一層取り組む姿勢を示した。