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ワクチン150回分を廃棄で市長が謝罪 冷蔵庫閉め忘れ、20分後に気付く 豊見城市

150回分のワクチンを廃棄することになり謝罪する山川仁市長=13日、豊見城市役所

 豊見城市の山川仁市長は13日、市役所で記者会見し、新型コロナウイルスのワクチン150回分を廃棄すると発表した。山川市長は「市民にご心配とご迷惑をおかけし、心より深くおわびする」と謝罪した。

 市によると職員が11日、翌日の150人の集団接種に向け、ワクチンを市役所内の冷凍庫から冷蔵庫に移動。12日午前9時半に別の職員が冷蔵庫を開けて状態を確認。その20分後、11日に冷蔵庫へ移した職員が扉が開いていることに気付いた。その間、第三者の侵入はないという。

 ワクチンは2~8度で解凍しなければならないが、冷蔵庫の温度は17度まで上がっていた。市が製造元のファイザーに問い合わせたところ、「温度管理が適切でないものは使用を控えた方がいい」との回答を受けたため廃棄することを決め、同日県にも報告した。

 12日に接種する150人については、別のワクチンをマニュアルに沿って解凍して対応したという。

 市は5月に6回に分け、900人の高齢者に集団接種する予定で、8、9、12日は接種を終えた。今後、接種する15、22、23日の分もワクチンは足りており「市民に影響はない」としている。
 6月以降について山川市長は「今後、必要な分は追加で供給される」との認識を示した。「今後、2人以上での対応や防犯カメラの設置で管理体制を徹底する」と述べた。



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