渡具知武豊氏、2期目出馬へ 来年の名護市長選  自民が近く要請


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渡具知武豊氏

 2022年2月に任期満了を迎える名護市の渡具知武豊市長(59)は13日、2期目に向けて年明けの市長選に出馬する意向を示した。渡具知氏は取材に「名護のこれからの課題について見えてきている。(出馬を)前向きに検討したい」と述べ、与党の出馬要請を受け入れていく考えを示した。

 自民党県連名護支部は13日の幹事会で、「これまでの実績を継続してほしい」と渡具知氏の再選擁立方針を固めた。市議会与党の自民系会派「礎之会」が、20日頃に出馬を要請する。

 市長選は、市議の岸本洋平氏(48)が、玉城デニー県政を支える「オール沖縄」の立場で出馬を決めており、自公対オール沖縄の対決構図が見込まれる。

 渡具知氏は1961年、市許田生まれ。第一経済大卒。98年名護市議選に当選し、5期務めた。2018年の市長選で初当選した。