那覇市が市制施行100周年を迎えた20日、沖縄都市モノレール(ゆいレール、美里義雅社長)は記念ラッピング車両の運行を開始した。20日に那覇空港駅で出発式が催され、城間幹子市長や美里社長、記念事業の協賛企業代表者らが出席した。始発は同日午前10時35分に那覇空港駅を出発した。
車両は市制100周年のロゴマークや「つなぐ むすぶ ひらく」というキャッチフレーズ、笑顔の市民、市花ブーゲンビレアなどが描かれている。来年3月末まで運行する。
記念車両は1編成(2両)で、那覇市がモノレール社に広告料や製作費など約1千万円を出して運行する。城間市長は「記念車両のデザインは、笑顔広がる元気な街・那覇の明るい未来を祈念している。乗車した市民や車両を見掛けた市民に、那覇の明るい未来に思いをはせてほしい」と述べ、「出発進行!」と号令を掛けて車両を見送った。