基地内医療者に優先接種を開始 沖縄県内対象200人


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 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、県が14日から、在沖米軍基地内で働く日本人医療従事者を対象としたワクチンの優先接種を始めたことが20日までに分かった。防衛省によると、県内では宜野湾市の海軍病院などで働く約200人が対象となる。6月中に終える見込みという。

 ワクチン接種を巡っては昨年12月、在日米軍が一部米軍基地で働く日本人従業員で接種希望者を募っていた。だが、国内未認可ワクチンの接種で副反応が出た場合、労災補償が適応されないなどの課題が指摘され、米軍は接種を見送った。

 今回の優先接種は日本の制度に基づき行われている。