児童たちに動物に対して優しい心を持ってもらいたと13日、沖縄県恩納村立山田小学校(山内久江校長)で子ヤギとの触れ合い体験が行われた。1年生、幼稚園児、2年生が時間を区切って、生まれて4日の2匹と2週間の2匹の子ヤギたちと過ごした。
園児たちは、子ヤギに恐る恐るミルクを飲ませ、草を差し出した。「あっ、草食べたよ」と喜び、「私も抱っこする」と両手で抱えて芝に座る子、追い回す男の子たちもいた。
子ヤギを連れてきたのは真栄田区でダイビングショップを営む河原良成さん(53)で、子どもは、山田小の2年生と4年生だ。「子どもたちにSDGsの15番にある『動物を大切にする』ことを体験してもらえればと、犬と一緒に来ました」とヤギとの触れ合い方をやさしく説明した。
子どもたちは「ヤギにミルクをあげて楽しかった」「抱っこできてうれしかった」「ヤギと犬と遊ばせてくれてありがとう」など、うれしそうに感想を話していた。
(小山猛三郎通信員)