沖縄コロナワクチン 高齢者接種分は6月中に確保 医療従事者は5割完了


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 沖縄県は24日、新型コロナウイルスの高齢者接種用ワクチンについて、県内の高齢者33万2310人(2020年1月1日時点)が2回接種できる以上の量を、6月中に確保できるとした。72万9105回分の追加供給を受け、約110%を確保する。24日、謝花喜一郎副知事が、公明党県本部による要請の場で説明した。

 2回接種した医療従事者は県内全体で5割を超えたという。医療従事者の接種は1回以上が4万5754人で79.9%、2回接種した人が3万2154人で56.2%になるという。

 高齢者向けの接種は29日に南大東村で始まれば、県内全41市町村で実施したことになる。7月中に接種終了を見込むのは35市町村。残り6市町村の接種を後押しするため、ワクチンの打ち手確保に向けて、歯科医師会や県立病院からの応援も調整しているという。