ゆいレール、渡慶次氏が社長、上原氏常務に内定 美里氏は退任 


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渡慶次道俊氏(左)、上原国定氏

 沖縄都市モノレールは25日、那覇市内で取締役会を開き、前OCS(オークス)社長で福山ホールディングス顧問の渡慶次道俊氏(68)が代表取締役社長に就任する役員人事を内定した。2015年から3期務めた美里義雅社長(71)は任期満了に伴い退任する。常務の仲村守氏(63)も退任し、前県土木建築部長で都市モノ社3両化担当参与の上原国定氏(60)が常務取締役に就任する。

 新たな非常勤取締役に、那覇市副市長の知念覚氏(57)、琉球セメント社長の喜久里忍氏(62)、日本航空沖縄支店長の佐々木政茂氏(52)が就く。
 6月21日の株主総会と取締役会で正式に決定する。

 渡慶次氏は琉球銀行出身で、総合企画部長や常務取締役などを歴任。信販会社オークスの再建のため、2009年に新会社OCSの社長に転出し、17年まで務めた。