手紙開けるとコーヒーが…35COFFEEと日本郵政コラボ 売り上げでサンゴ保護も


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「35COFFEEレター」をPRした(左から)ソーエイドー営業部の梶山純執行役部長、東風平郵便局の生駒千尋局長、ソーエイドーの大城慶宗さん=26日、那覇市の琉球新報社

 日本郵便沖縄支社(那覇市、久田雅嗣支社長)と、風化したサンゴで焙煎する「35COFFEE」を展開するソーエイドー(八重瀬町、大城宗貞社長)は、コラボ商品「35COFFEEレター」を那覇中央郵便局など、県内28局の郵便局で6月10日から販売する。

 同商品は定形郵便物サイズの真空パック包装紙の中に、テトラバッグのレギュラーコーヒー5グラムが2包入っている。裏面のメッセージ欄に手紙を書くことができる。84円切手を貼れば、そのまま郵送できる。

 価格は216円(税込)。10月29日までの販売予定。コラボはSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環で、売り上げの3・5%はベビーサンゴの移植活動に使われる。

 東風平郵便局の生駒千尋局長とソーエイドー営業部の梶山純執行役部長らが26日、琉球新報社を訪れてPRした。

 梶山部長は「人に会いにくいご時世なので、手紙とコーヒーでつながりを感じてほしい」とPRした。生駒局長は「SDGsの一環として、今後も地域の企業とコラボして、地場産業の掘り起こしにつなげていきたい」と話した。

 離島を含む県内各地の郵便局でも取り寄せができる。問い合わせは近くの郵便局まで。