「いつ戦ってもいい状態」五輪代表正式決定で喜友名諒が語ったこと


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喜友名諒

 東京五輪の代表入りが内定した喜友名諒の一問一答は次の通り。

 Q:内定を受けて、現在の率直な思いは。

 「何年も前からそこに目標を決めて取り組んできた。オリンピックの舞台では、これまで佐久本(嗣男)先生や仲間とやってきたことを出す気持ちは変わらない。正式に決定して、さらに気を引き締めて残り2カ月、一日も無駄にせず過ごしていきたい」

 Q:現在強化している部分は。

 「今までの課題でもあったが、膝の柔らかさができたり、できなかったりがある。佐久本先生からも常に注意される部分。そこを自分のものにして、技の流れとか細かい調整を残り2カ月で仕上げて、大会ではいい劉衛流の形を見せたい」

 Q:拠点合宿では別のコーチからも指導を受けている。

 「背中の使い方、柔らかさなど自分が少し抜けていたところを思い出して稽古ができた。今回教わったことを忘れずに体の軸を大切にして生かしていきたい」

 Q:別のコーチから見てもらうことについて。

 「違う視点での意見、指導を受けることがあるので、しっかり取り入れて、よりよい形に仕上げていきたい」

 Q:2カ月を切って心境は。

 「(これまでと)変わらない。いつも通り。いつでも仕上げる準備はできている。いつ戦ってもいい状態でいる」

 Q:改めて意気込みを。

 「オリンピックでは10点満点で優勝し、県民、そして子どもたちに夢や希望を与えるような姿を見せたい」