沖縄・高校総体が22競技で一斉スタート 感染防止で全競技が無観客開催


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29日一斉にスタートした沖縄県高校総体で日頃の練習の成果を発揮する重量挙げの選手=29日午前10時すぎ、糸満高校

 沖縄県高校総合体育大会(県総体)は29日、県内各地で22競技が一斉に始まった。新型コロナウイルスの感染防止対策として、全競技無観客での開催となり、総合開会式は中止となった。集中開催は6月2日まで。

 ことしは北信越総体が開催予定で、代表権を懸けた争いが各地で展開されている。

 昨年の県総体は屋外競技で3年生の保護者らの入場が認められたが、ことしは全競技で無観客が決定。重量挙げが行われている糸満高校の会場では、細かなアルコール消毒の実施や入場前の検温、他校との接触を避けるなどの感染症予防策がとられている。

 27日に開催予定だったゴルフは期日未定で延期となっている。先行競技の卓球やサッカー、陸上、テニス、自転車、水球は既に終了した。