ワクチン迅速接種へ民間活用を 知事に県議ら申し入れ


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新型コロナウイルスのワクチン接種に民間を活用するよう玉城デニー知事(右)に要請する當間盛夫県議(中央)と大城憲幸県議=29日、県庁

 當間盛夫、大城憲幸の両県議は29日、県庁で玉城デニー知事と面談し、新型コロナウイルス感染対策で要請した。ワクチン接種を急ぐため、医師や看護師のネットワークを持つ民間企業の活用を申し入れた。要請には下地幹郎衆院議員が同席した。

 當間氏らは、東京にある医療関係会社が全国の医師や看護師とのネットワークを持ち、自治体のコロナ対応に実績があるとして、「ワクチン接種の専門チームを沖縄に派遣して、1日3千人規模の接種が可能」と説明。「接種を加速させるため民間を活用してほしい」と提案した。

 玉城知事は「県でも広域のワクチン接種センターを2カ所準備している。対策をさらに進めるため、提案も視野に入れて取り組みたい」と答えた。