廃屋がアートに 「島の日常感じて」伊計島でミノタンさん、デンパさんが展示


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作品を紹介する(左から)Minotanさん、DENPAさん=うるま市与那城の廃屋「平邸跡地」

  【うるま】うるま市与那城の伊計島共同売店近くの廃屋「平邸跡地」を、フォトアーティストMinotan(ミノタン)さんと画家のDENPA(デンパ)さんがアート化した「残像―afterimage―」展が4月30日から10日間にわたり開催された。

 伊計島を代表する麦や植物をモチーフに写真と絵で表現するインスタレーション展で、最終日の9日は両氏によるガイド説明もあった。

 写真で表現したMinotanさんは「自然光での作品や伊計島の良いところを見て、リピートでまた来てほしい」と述べ、絵で表現したDENPAさんは「小麦の金色に感銘を受け表現した。島の日常を感じ楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 アート展は終了したが、一部の作品を除き作品は見学可能。平邸跡地は、うるま市与那城伊計172。
 (喜納高宏通信員)