金武町でキャッシュレス 町など3団体が沖銀と推進協定


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キャッシュレス推進協定を締結した仲間一金武町長(右から2人目)、山城正保沖縄銀行頭取(同3人目)、奥間尚登金武町商工会長(右)、山川宗仁金武町観光協会長=26日、金武町役場

 【金武】金武町(仲間一町長)と金武町商工会(奥間尚登会長)、金武町観光協会(山川宗仁会長)は26日、沖縄銀行とキャッシュレス推進連携協定を締結した。キャッシュレスを導入している事業者が少ない町内の環境を整備し、観光客増加などにつなげる目的。

 沖銀が同行のスマホ決済サービス「OKI Pay(オキペイ)」の決済端末を希望する商工会、観光協会の加盟事業者に無償貸与する。連携してキャンペーンを展開し、将来的にはプレミアム商品券のデジタル化も実現したい考えだ。

 町役場で開かれた締結式で仲間町長は「米軍ギンバル訓練場跡地で温泉宿泊施設の建設も進んでおり、キャッシュレス推進でさらなる活性化が期待できる」、沖銀の山城正保頭取は「(キャッシュレスは)観光客の呼び水となる」とそれぞれ述べた。同行と自治体との同協定締結は、宮古島市に続いて2例目。