人事情報に不正アクセス 宜野湾市職員を懲戒処分 一般市民の情報含まれず


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 【宜野湾】沖縄県宜野湾市は31日、市健康推進部の職員が市の人事情報ファイルなどに不正アクセスしてデータを閲覧・保存したとして、同職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと市ホームページで公表した。処分は同日付。職員は「人事異動に関する情報を見たかった」と話しているという。

 市人事課によると、職員は2020年3月から21年3月、人事課職員複数人のIDやパスワードを推測して、人事課職員だけが見られるポータルサイトや専用ファイルにアクセスした。勤務時間内外に閲覧し、業務用パソコンに保存したという。一般市民の情報は含まれていないという。