福山商事 福山大輔氏、取締役に就任 グループ人事、決算発表


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
福山大輔氏

 福山ホールディングスの福山保社長ら福山グループの関係者が1日、那覇市の琉球新報社を訪れ、福山商事の取締役に福山大輔氏(44)が就任したことを報告した。大輔氏は、グループの沖縄工業商事を経て2014年に福山商事入社。東京事務所長、企画開発部長などを歴任した。「先人の築いたものを大切にしながら、新しい発想を展開していきたい」と抱負を述べた。

 福山グループ4社の21年3月期決算は、福山ホールディングスは売上高が前期比3・0%減の1億1382万円、経常利益が同70・8%増の8618万円、純利益が同69・5%増の8600万円と減収増益だった。

 福山商事は売上高が前期比2・0%減の114億4878万円、経常利益が同4・5%減の3億8865万円、純利益が同20・0%増の2億368万円と減収増益だった。

 沖縄工業商事は売上高が前期比1・1%減の49億1126万円、経常利益は同92・5%増の2440万円、純利益は同81・1%増の2396万円と減収増益だった。

 今年1月に琉信管材商事から社名を変更したPAZLINEは、売上高が前期比34・2%増の24億2513万円、経常利益は同17・1%増の4556万円、純利益は同28・9%減の2043万円と増収減益となった。