浦添市、透析患者もワクチン優先接種　早ければ週明けから

　【浦添】新型コロナウイルスのワクチン接種で、浦添市の松本哲治市長は2日、市役所で記者会見を開き、人工透析患者への優先接種を始めると発表した。現在進めている高齢者へのワクチン接種と並行して行う。早ければ週明けから透析患者への接種を開始し、月内の完了を見込む。

　優先接種の対象は市在住の透析患者264人のほか、市外在住でも浦添市内の医療機関で透析治療を受けていれば院内でワクチンを接種できる。

　接種方法は、病院側が市にワクチンの優先接種を依頼し、市から医療機関に接種券を発行する。透析患者は治療を受ける医療機関でワクチンを接種できる。