安田沖で50キロのキハダマグロ


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5月29日、西崎海岸でマグロの血合いを餌に61センチ・3.06キロのタマンを釣った赤嶺雅人さん

 シーランド勤務の朝比奈匠さんと宮城耕大さんは5月25日、カンパチ狙いで安田沖に釣りに出掛けた。午前8時に安田漁港を出船。1時間弱で水深170メートルほどのカンパチのポイントに到着。本命のカンパチが釣れないので、次のポイントに移動するとカンパチがヒットした。

 強い引きを堪能しながらやり取りしていると海面に10キロ近いカンパチが浮いた。その後も8キロ前後のカンパチが2匹釣れたが続かず、午前10時半に別のポイントに移動した。朝比奈さんがジグを落とすと、着底と同時に大物がヒット。重量感はあるが、走らないので20メートルほど巻き取ることができた。

 異変に気付いた魚は急に走り出した。糸が10メートル巻いては10メートル引き出されと膠着(こうちゃく)状態がしばらく続いた。徐々に魚との距離を縮めることができるようになり、45分ほどして水面30メートル以下まで引き寄せた。うっすらと魚影が見え、掛かった大物がマグロだと確認できた。しかし、船の影を見て驚いたマグロは最後の抵抗。水面下まで引き寄せては、再び引き出されたりを繰り返すこと15分。大きな円を描きながら水面に浮いたのは150センチ・50・55キロのキハダマグロ。その後は最大13キロ、平均8キロ前後のカンパチがコンスタントに釣れ、大満足な1日となった。とこ丸(電話)090(1945)2144。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

5月22日、宜野湾海岸で59センチ・2.89キロのタマンを釣った金城真治さん
5月23日、豊見城海岸で118センチ・23.2キロのロウニンアジを釣った宮里浩順さん

5月25日、安田沖で150センチ・50.55キロのキハダマグロを釣った朝比奈匠さん(手前)
5月22日、石垣島サザンゲートポイントで50センチ・3.66キロのトカジャーを釣った田島快飛さん(左)

5月30日、読谷海岸で60.5センチ・2.46キロと57.5センチ・2.18キロのタマンを釣った山城尋疾さん
5月26日、慶良間の磯で60センチ・2.5キロ、2匹のバショカーを釣った高宮城陵さん

5月24日、与那原海岸で52センチ・1.97キロのカースビーを釣った外間正樹さん
5月26日、那覇一文字で65センチ・5.15キロのマクブを釣った棚原貴典さん

5月27日、平敷屋海岸でイスズミの切り身を餌に67センチ・3.62キロのタマンを釣った川畑昂大さん
5月15日、石垣パヤオで146センチ・37.5キロのマグロを釣った玉城朋美さん