九州高校総体、県内開催の3競技は来週結論


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沖縄県立武道館(資料写真)

 沖縄県高校総体はゴルフを除く全ての競技を終えているが、九州8県で分散開催の九州総体が控えている。県内での実施競技には休校期間にかかるものもあり、九州高体連が延期や中止を含めて協議中だ。一部競技は全国総体の予選を兼ねており、他県での大会への派遣も焦点となる。

 九州高体連は4日、8県の理事長によるリモート会議を開き、来週にも結論を出すことを確認。決定事項は九州高体連が発表する。

 県内では4競技を実施予定。20日まで県立高は休校となるが、サッカーは19日~21日に金武町などで、ホッケーも同日程で今帰仁村で、なぎなたは20日に那覇市の県立武道館、フェンシングは7月3、4日に県立武道館で予定されている。

 フェンシングを除く3競技で延期や中止を含めて検討し、特に全国派遣が懸かるサッカー女子などは県外実施を含めて協議する。また他県開催で6月19日から始まる競技もあるため、選手を派遣するかどうかも含めて検討するという。

 県高校総体を終え、団体戦1位など全国総体派遣が決まっている競技もあるが、陸上、水泳、水球、卓球、ホッケー、自転車、ヨット、ボクシング、サッカー女子、レスリング、新体操の11競技は九州大会の上位入賞で全国への出場が決まる。