沖縄食糧、コロナ禍の産地支援で北海道産米を増量 価格は値引き


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「愛を米 守礼デラックス」をアピールする(左から)沖縄食糧の城間剛専務、中村徹社長、田幸正邦営業部長=1日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄食糧(浦添市、中村徹社長)は1日から7月31日まで、主力商品の「愛を米 守礼」を300グラム増量した、5・3キロの「デラックス版」を販売する。新型コロナウイルスの影響で飲食店を中心に米の消費が落ち込む中、産地を応援する狙いがある。

 北海道産の「ななつぼし」と「きらら」で構成する商品で、増量前よりも値引きした税抜き1880円で販売する。北海道産米が好きという、タレントのマツコ・デラックスさんのシルエットをパッケージに入れ込んだ。

 中村社長は「家でたくさんご飯を食べてほしい」とアピールした。米出荷1キロにつき1円を海の保全活動に寄付する「お米で沖縄の美ら海を守ろう」キャンペーンの対象商品となる。