匿名で100万円…那覇市制100周年を祝福「教育・福祉に役立てて」


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匿名の寄付金が入っていた封筒と手紙

 【那覇】那覇市の市制100周年を祝い、匿名の寄付金100万円が5月25日、市に贈られた。城間幹子市長が同26日の記者会見で明らかにした。市によると、「年配の夫婦」が市総務課の窓口を訪れ、現金の入った封筒を手渡した。職員が名前を尋ねたが、「100周年おめでとう。一筆添えてあるからよろしく」「コロナ対策で忙しい中、手を煩わせてごめんなさい」と述べ、足早に去ったという。

 寄付金に添えられた手紙には「教育・福祉行政などに役立ててほしい。市政のますますの発展を祈る」などと記されていた。城間市長は「ご夫婦の思いを受け止め、全力で市政運営に取り組んでいく」と感謝した。