NZ代表の読谷キャンプ中止 7人制ラグビー代表


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
東京五輪の会場となる新国立競技場の周辺

 沖縄県読谷村は8日、東京オリンピックの開催に伴い村内で予定されていた男女7人制ラグビー競技ニュージーランド代表の事前キャンプが、中止になったと発表した。同日、ニュージーランドのラグビー連盟から石嶺伝実村長に、正式に中止の申し入れがあった。

 村によると、ニュージーランドラグビー連盟は中止の理由について「新型コロナウイルス感染症による懸念が生じており、選手コンディショニングの面を考慮し直接選手村へと入村するため」としている。

 事前キャンプでは、7月7日から約2週間、選手やスタッフ50人が読谷村に訪れる予定だった。

 石嶺村長は「キャンプは中止となってしまったが、今後もニュージーランド、沖縄県、読谷村の友好関係を大切にしながら、スポーツを通じた交流を深めていきたい。輝かしい成績を挙げられるよう、読谷村全員で応援していく」とコメントした。