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沖縄県那覇市の新型コロナウイルスワクチン接種を統括する、ワクチン接種推進室の職員12人のうち10人が、4月の残業が時間外労働の上限となる月45時間を超えた。このうち5人の残業は「過労死ライン」とされる100時間を超えた。8日の市議会6月定例会代表質問で市が明らかにした。
集団接種や個別接種の準備を進めるため、時間外勤務で対応せざるを得なかったという。推進室の担当者によると、5月の残業はまとめていないが、4月以上に発生した可能性がある。6月から職員3人、会計年度任用職員4人を増員して体制を強化した。
担当者は「集団接種会場の運営を各部署に任せているので、慣れれば、推進室の職員が休みやすくなるのではないか」と話した。