沖縄SV、積極果敢も1点遠く 岡根主将は力の差認める 天皇杯サッカー2回戦


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 九州リーグで開幕から6連勝し天皇杯1回戦突破と勢いに乗る沖縄SVは、積極果敢にゴールを狙ったが、1点が遠く力及ばなかった。

 2年ぶりのJクラブチームとの対戦。岡根直哉主将は「内容と結果がプロとアマの差を表している。いいゲームをしても1点も取れなかった」と力の差を素直に認めた。

 J2長崎のシュート4本に対し、18本と得点への意識は高かった。岡根主将も「思ったよりボールを持つことができた」と要所で試合をコントロール。「強い圧力」(松田浩長崎監督)で、立ち上がりから攻勢を仕掛けたが、シュートの精度を欠いた。PKによる失点を追い掛け後半もシュートを重ねたが、後半終了間際にダメ押しの1点を許した。

 山本浩正監督はプロとの差を感じつつ「やれたこともあった」と収穫もあった様子。九州リーグ連覇に向けて「(経験を)生かしていきたい」と前を向いた。


 サッカーの第101回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は9日、各地で2回戦が行われ、FC琉球は長野県のサンプロアルウィンで松本山雅FC(J2)と戦い、後半に1失点し0―1で敗れた。沖縄SVはトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎(J2)と対戦し、前後半に1点ずつを奪われ、0―2で敗れた。

▽2回戦

松本(J2)
 1―0(0―0,1―0)
琉球(J2)
▽得点者【松】村越

……………………………………………………

長崎(J2)
 2―0(1―0,1―0)
沖縄SV(沖縄)
▽得点者【長】イバルボ(PK)大竹