石垣市立小中学校、14日から再開

　【石垣】新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため休校中の石垣市立小中学校について、石垣市教育委員会の石垣安志教育長は１０日、市教委で記者会見し、市内の感染状況が落ち着きつつあるとして、予定通り１４日から学校を再開すると発表した。ただし週末にあたる１２、１３日に急激な感染拡大があった場合は、再開を見直すこともあるという。市立学校は１３日まで臨時休校中。

　１４日からは給食を含む通常授業となる。ただし、１５日までの市独自の非常事態宣言期間中は、部活動やスポーツ少年団の活動は全面休止となる。

　家庭内に濃厚接触者がいる場合、その家庭の児童・生徒は出席停止とする。また休校期間中に島外に旅行した児童・生徒には、帰島後１週間の自宅待機を求める。

　学校再開を受けて、休園中の公立幼稚園、こども園も１４日から登園を再開する。一方、市内の県立学校は２０日まで休校する。

　会見で石垣教育長は「児童・生徒の感染は家庭内感染が多い。家庭内で陽性者や濃厚接触者が出た場合にそこを止めていく」と語った。