糸数・宮本 五輪決定 重量挙げ61、73キロ級


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昨年12月の重量挙げ全日本選手権で、男子67キロ級で優勝した糸数陽一(左)と同73キロ級を制した宮本昌典=新潟県のニュー・グリーンピア津南

 日本重量挙げ協会は12日、東京都内で理事会を開き、東京五輪の男子代表にリオデジャネイロ五輪4位で61キロ級の糸数陽一(豊見城高―日大出―警視庁)と73キロ級の宮本昌典(沖縄工高―東京国際大出、同大職)ら4人を選出した。国際連盟が11日に発表した五輪ランキングで条件を満たしていた。

 糸数は2大会連続の代表選出となった。2016年のリオデジャネイロ五輪62キロ級では、スナッチ133キロ、ジャークで日本新記録の169キロを挙げ日本新のトータル302キロで4位入賞した。17年の世界選手権では同階級で銀メダルを獲得した。

 初選出となる宮本は、昨年12月の全日本選手権73キロ級でスナッチ155キロ、トータル345キロでいずれも日本新記録を樹立した。1964年東京五輪金メダルの三宅義信氏の教えを受け、急成長を遂げている。

 そのほか男子は67キロ級の近内三孝(日大職)、96キロ級の山本俊樹(ALSOK)を選んだ。女子はランキングに入った選手がいなかったため、開催国枠で3人を選出することで確認した。今後正式決定される。

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