緊急事態宣言の延長「数値で判断」 玉城知事、きょう県の方針決定


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沖縄県庁

 玉城デニー知事は15日、県が宜野湾市の沖縄コンベンションセンターに設置した新型コロナウイルス感染症のワクチン接種広域センターの運用開始に合わせて会場を視察した。緊急事態宣言の延長について、報道陣に「エビデンスとして(感染状況を示す)数値を捉えるべきだ。おのずと取らなければならない対応が見えてくる」と語った。16日の対策本部会議で県の方針を決定すると説明した。

 ワクチン接種広域センターの追加設置について「その状況や市町村の接種状況、業界の要請などを勘案し、さらに必要ということがあれば、しっかり検討していきたい」と語った。他の都道府県に比べて接種の遅れが指摘されていることに「会場での手順がスムーズに運ぶようになればスムーズに進む。県としてもサポートしていきたい」と述べた。