沖縄県のコロナPCR検査数 東京の2.6倍 10万人当たり


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 新型コロナウイルスのPCR検査について、沖縄は直近1週間の10万人当たりの検査数が東京都と比べて約2.6倍多かったことが16日、分かった。沖縄の6月第2週の検査数は4791件、人口10万人当たりでは328件だった。東京は6月第1週は1万7916件で、10万人当たりでは128件だった。同日の県議会総務企画委員会で西銘純恵委員(共産)への答弁。

 県は陽性者を早期に発見し、治療や隔離につなげようと、一回2~3千円程度の安価なPCR検査構築に向けた費用の補助事業を実施するほか、介護施設や障がい者施設、保育施設の関係者へ定期的な検査を実施している。

 西銘氏は「積極的に感染者を見つけて、保護につなげるのが感染拡大を抑える大きな力になっている」と述べた。この日の総務企画委では先議案件の9次補正予算案と専決処分された8次補正予算について審議して、全会一致で可決した。