久米島、伊江でロウニンアジ


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12日、久米島人道橋で136.5センチ・37.5キロのロウニンアジを釣った大城泰自さん

 仕事の都合で久米島に住んで3カ月の大城泰自さん。久米島と奥武島とのリーフに架かる橋(人道橋)の上からこれまで何度か大きなロウニンアジの姿を確認していた。12日、その大物を釣ろうと友人と2人で出掛けた。まずは橋の上から大物の姿を確認すると、橋の下に下りて、サバヒーの頭を餌にチョイ投げでアタリを待った。

 15分ぐらいたつと、竿(さお)をひったくるような強烈なアタリがあり、ラインが30メートルほど引き出された。それからラインを巻いては、引き出される繰り返しで30分。掛かった大物も弱ってきたので、浅瀬に移動。尾にロープを巻いて引き上げたのが136・5センチ、37・5キロのロウニンアジだった。

 9日から大物狙いで伊江島に遠征した海武者の山入端強さん。島内のリリーフィールドで大物を狙って竿を出したが、11日夜まで粘ってもアタリがないので、携帯をいじり始めたら、シジャーの1匹掛けで振り込んでいた大物仕掛けにヒット。ファーストランで100メートルほどラインを引き出されたところで止まった。ズルズルと根を擦るような感触が伝わったが、どうにか根ズレでラインが切れることは免れた。

 その後は、左右に走り回り抵抗されたが、10分ほどで足元まで寄せることに成功。仲間と協力して堤防まで引き上げたのは134センチ、33・85キロのロウニンアジだった。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

12日、宜野座海岸で69センチ・3.96キロのタマンを釣った諸見里匠仁さん
13日、泡瀬一文字で60センチのタマンを釣った二俣広助さん(右)

12日、伊是名沖で56.8センチ・2.44キロのナンヨウカイワリ他、48.6センチ・1.26キロのシルイユーを釣ったぶらま釣友会Jrの瑞慶山遙希さん(釣船BIOSU)
13日、糸満沖でエソを餌に71センチ・4.6キロのアカジンを釣った中村秀樹さん(セイブV)

6日、万座の磯で70.5センチ・4.26キロのマグロを釣った神里悟史さん
5月2日、与那国島西崎灯台下で、グルクン泳がせ釣りで8キロのアカジン他、アカナーなどを釣った田端未希さん、外間美鈴さん、花井沙矢香さん(瑞宝丸)

13日、本部海岸で29センチ・0.42キロと37.6センチ・0.94キロのチヌを釣った高良衿凪さん(右)
11日、伊江島沖でシジャーの切り身を餌にテンヤ仕掛けで110センチ・18.23キロのロウニンアジを釣った山内昌浩さん

11日、伊江島リリーフィールドで134センチ・33.85キロのロウニンアジを釣った山入端強さん(海武者)
9日、北谷海岸で44.5センチ・1.93キロ他5匹のカーエーを釣った喜屋武大作さん