保育従事者優先接種を 私立幼稚園連合会、県に要望書


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 沖縄県私立幼稚園連合会の渡真利彦文理事長と、県私立幼稚園PTA連合会の眞榮城健二会長は16日、県庁に謝花喜一郎副知事を訪ね、幼児教育と保育の従事者を新型コロナウイルスのワクチン優先接種者に加えるよう、要望書を手渡した。

 要望書では、緊急事態宣言により小中高校が休校になっても、幼稚園などでは預かり保育が必要になるため、感染リスクを抱えたまま保育を行っているという。

 その上で、優先接種者に加えるとともに、職員の居住地に関係なく一律に接種を受けられるようにするなど、不公平感のない対応を求めた。

 謝花副知事は、幼稚園や保育園の職員はマスクをつけられない子どもと接するため、感染防止対策の点から接種の優先度は高いと説明した。また、謝花副知事個人の考え方として、県が開設した広域接種センターで私立幼稚園職員の枠を設けることを挙げるなど、要望を前向きに受け止めたという。