沖縄都市モノレール、渡慶次新体制が発足 常務に上原氏<人事・決算>


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渡慶次 道俊氏

 沖縄都市モノレール(那覇市)は21日、那覇市のホテルサンパレス球陽館で株主総会を開き、減収減益の2021年3月期決算などを承認した。任期満了に伴う役員改選案も承認され、前OCS社長の渡慶次道俊氏(68)を代表取締役社長とする新体制が同日付で発足した。

 渡慶次社長は「新型コロナの影響で新たな経営課題が出てきた。今後、関係機関と連携し、課題解決に向けて取り組んでいきたい」とあいさつした。

 退任した前社長の美里義雅氏は「浦添延長開業をはじめ、皆さんから温かい支援をもらい、感謝したい」と述べた。

 前県土木建築部長で、都市モノレール社3両化担当参与だった上原国定氏(60)が常務取締役に就いた。新たな非常勤取締役に、那覇市副市長の知念覚氏(57)、琉球セメント社長の喜久里忍氏(62)、日本航空沖縄支店長の佐々木政茂氏(52)を選任した。