常務取締役に宮里氏が就任 リウコム、売上高最高


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宮里 吉徳氏
上間 克仁氏
仲栄真 盛和氏

 システム開発のリウコム(那覇市、宜保諭社長)は21日に株主総会を開き、2021年3月期決算などを承認した。売上高は前期比2.0%増の34億5700万円、経常利益は同16.8%減の2億8200万円、純利益は同20.9%減の1億8700万円となった。

 大型案件の受注増などで売上高は過去最高となった。前期の未成業務完了に伴う人件費などの経費計上やシステム改修費の増加などがあり、減益となった。

 役員人事は、前琉球銀行監査部上席調査役の宮里吉徳氏が常務取締役に就任し、上間克仁企画総務部長と仲栄真盛和システムソリューション部長を新たな取締役に起用した。真壁正、大浜当雄の両取締役は退任した。

 総会終了後、就任あいさつで琉球新報社を訪れた宮里常務は「デジタルトランスフォーメーションなど、今後想定される新たな局面において、お客さまに喜んでもらえる製品づくり、サービス提供に引き続き取り組んでいく」と話した。