ずっしり、つやつや「上等」シブイ 梅雨空の下で大きく育つ


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収穫したトウガンをトラックに積み込む永山敏照さん(左)ら=24日午後、糸満市座波(大城直也撮影)

 ソーキ汁など汁物に欠かせないシブイ(トウガン)の収穫が糸満市で始まっている。同市座波の畑で24日、梅雨前線などの影響で雨が降る中、農家が心を込めて育てたシブイを一つ一つ丁寧に、トラックの荷台に積み込んでいった。

 息子と2人で作業をしていた永山敏照さん(68)は「今年も出来は上等」と満足そうに話した。収穫は5月中旬から始まっていて、8月ごろまで続くという。

 永山さんは「病気にならないようにしっかり管理しないと」と言い、雨にぬれてつややかなシブイを見つめた。