「家飲みで心癒やして」 中部・47飲食店 3病院に酒贈る


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医療従事者に贈呈する酒を詰め込む中部の飲食事業者ら=16日、沖縄市東のBAR FOREST CHAIR

 【中部】本島中部の飲食事業者47店はこのほど、地元病院の医療従事者に、ビールや缶酎ハイなどお酒の詰め合わせ700箱と神村酒造の泡盛をプレゼントした。新型コロナウイルス禍の医療現場の最前線で働く人たちへ感謝の気持ちを込めた。贈呈先は中部徳洲会病院(北中城村)、中頭病院(沖縄市)、県立中部病院(うるま市)の3施設。

 16日に小橋川康之さんが沖縄市で経営する「BAR FOREST CHAIR(バー フォレストチェア)」に関係者ら数人が集まり、詰め込みをした。

 メンバーから少しずつ集めた資金で酒屋から酒を買い取った。飲食店休業の影響で売り上げが落ち込む酒屋の支援につなげる狙いもある。小橋川さんは「自宅でお酒を楽しんで、少しでも癒やしにしてほしい」と話した。昨年は、医療従事者らに中部の飲食店で使える500円分のチケットを配布する事業も実施した。