那覇市議選告示まで1週間 緊急宣言下、65人立候補へ


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那覇市役所(資料写真)

 7月4日告示、同11日投開票の那覇市議選は27日で、告示まで1週間となった。26日までの琉球新報の調べで、定数40に対し65人が出馬の準備を進めている。新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言下での選挙となることから、立候補予定者は支持拡大に難しさを抱えている。

 立候補予定者65人の内訳は、現職が32人、新人が30人、前職が2人、元職が1人となっている。男性は50人、女性は15人。

 城間幹子市政への評価を巡り、与党的立場は20人、野党的立場は23人、中立が22人となっている。

 2017年の前回市議選は定数40に67人(男性54人、女性13人)が立候補した。

 那覇市議選は、秋までに実施される衆院選や来年の県知事選、那覇市長選の行方を占う重要選挙に位置付けられており、各政党は公認・推薦候補の当選に向けて力を入れている。