陸上の日本選手権最終日が27日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子走り幅跳びの津波響樹(23)=那覇西高―東洋大出、大塚製薬=が7メートル91で2位に入り、東京五輪代表に内定した。県勢が陸上で五輪に出場するのは、沖縄初のオリンピアンである1972年ミュンヘン五輪男子三段跳び代表の具志堅興清以来、2人目。
津波は2019年8月のナイトゲームズ・イン福井で記録した8メートル23が東京五輪の参加標準記録(8メートル22)を上回っており、今回の日本選手権で3位以内に入ることが代表内定の条件となっていた。東京五輪の陸上男子走り幅跳びは東京のオリンピックスタジアムで実施され、7月31日に予選、8月2日に決勝を行う。
東京五輪への出場を決めた県勢は、27日午前に発表された男子ハンドボール代表に内定した東江雄斗(興南高―早大出、ジークスター東京)を含め、計10人となった。