![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202106/78ec024b4b376b506eaa9792153911fc.jpg)
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを踏まえ、民間の事業者が科学的根拠に基づいた感染予防対策を学び実行することなどを目的とする、県感染症予防協会が1日、発足した。
会長にはハウスクリーニングなどを手掛ける丸忠(浦添市)の喜納朝勝社長が就任した。顧問には新健幸クリニックの潮平芳樹院長らが就任したほか、相談役には県立中部病院感染症内科の高山義浩医師、那覇市医師会理事の玉城研太朗医師らが名を連ねる。
同協会では、7月中旬以降に新型コロナウイルスに関する消毒抗菌方法やワクチン接種などについて学ぶ勉強会を実施する。その後も、毎月最新の感染症に関する勉強会を開催する予定。またインターネットを使ったeラーニングで消毒抗菌技術について学び、資格を取得できる「消毒抗菌高度技能士」の普及を進める。
25日、那覇市の琉球新報社を訪れ、協会の設立を報告した喜納会長は「民間業者が連携しながら感染予防対策をして、観光立県沖縄のために貢献していきたい。賛同する事業者の参加も待っている」と呼び掛けた。
問い合わせは同協会(電話)098(870)5530。