うるま市の陸軍貯油施設で有機フッ素化合物を含む水が流出した事故で、28日、国や県、うるま市が流出があった同基地内の貯水槽で水のサンプル採取を実施した。環境補足協定にともなう日本側の調査となる。
県は17日、沖縄防衛局を通じて米軍に立ち入り申請をした結果、米軍立ち会いでの調査が認められた。28日午後2時ごろから国や県、うるま市の担当者らが基地内に入り、貯水槽から水を回収する様子が確認された。
県によると、28日に採取したサンプルは沖縄防衛局、米軍、県の3者が分析する。3者の分析結果が出そろった段階で公表する予定。