2人死亡、25人感染 沖縄県内コロナ 12日連続で2桁(6月29日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は28日、新たに新型コロナウイルス患者2人が亡くなり、10代から80代までの25人の感染を確認したと発表した。県内の累計の死亡者数は181人、感染者数は2万632人。1日の感染者数が100人を下回るのは12日連続となった。
 
 亡くなったのはうるま市の90代女性と南城市の80代女性。いずれも検査で陽性と判明したため入院していたが、うるま市の女性は今月4日、南城市の女性は19日に死亡が確認された。
 
 新規感染者の年代別は40代7人、10代と50代が各5人、20代3人など。推定感染経路の判明は16人で、内訳は家庭8人、施設3人、友人知人3人、職場2人。
 
 米軍関係者の感染は27日ゼロ、28日が3人だった。
 
 県の「広域ワクチン接種センター」の予約状況は、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターが6月分92・8%、7月分22・1%、那覇市の県立武道館は6月分98・5%、7月分4・2%。沖縄コンベンションセンターでは65歳以上の高齢者に加えて警察官や介護従事者らも対象に接種し、予約率が高くなっている。