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沖縄県は2日、県内の新型コロナウイルスの感染者のうち、新たに5人がインドで見つかった変異「デルタ株」に感染している疑いがあると発表した。県内での感染事例は計10人となった。
県によると、新たにデルタ株への感染の疑いが分かったのは北部保健所管内の40代女性と10歳未満男性、中部保健所管内の20代男性、南部保健所管内の20代男女1人ずつ。現段階で重症化している人はいない。
6月21~29日にかけて新型コロナの検査で陽性になった197人の検体について、県衛生環境研究所などでスクリーニング検査を実施し、新たに5人が判明した。これまで確認された10人のうち、ゲノム解析の結果、デルタ株であることが確定したのは3人となっている。