奥沖でアーラミーバイ


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21日、奧沖で12.4キロのアーラミーバイを釣った山城翔さんと、34キロのアーラミーバイを釣った山城大夢さん兄弟

 今年1月から奧漁港の大物釣りで人気の「海姫」に乗るようになってから、本格的にアーラミーバイを狙っている山城翔さんと大夢さん兄弟。毎回大物のアタリはあったが、根に潜られたり、針掛かりしなかったりで、なかなか釣り上げることができなかった。

 6月21日も海姫で5回目の大物釣りに挑戦した。午前8時に出船した。餌となるグルクンを釣っていると、時々大物に横取りされる。大物がいると確信した山城翔さんは、釣れたグルクンを餌に大物仕掛けを落とすと、仕掛けが底に着くと同時に大物のアタリ。完全に餌を飲み込むように仕掛けを送り込んでから、大きく竿を上げてしっかりと魚の口元に針を掛けた。

 魚は抵抗を見せるが主導権を与えないように、必死にリールを巻くと1分少々で12・4キロのアーラミーバイが釣れた。午前11時半には餌に必要な量のグルクンが釣れたので、大物ポイントで大物仕掛けを落とした。大物釣りを始めて、すぐに今度は山城さんの弟の大夢さんの竿にズドンと衝撃が加わった。その瞬間、剛竿は折れてしまった。しかし、兄の翔さんが竿を支えてアシスト。必死に折れた竿を抱え、リールを巻いていると3分程で、目の前に34キロのアーラミーバイが浮き、兄弟でアーラミーバイを釣り上げることができた。海姫の仲村船長(電話)090(9784)0775。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

6月24日、宜野湾海岸で122センチ・23.9キロのロウニンアジを釣った塩浜芝俊さん
9日、石垣島一文字で116センチ・14.52キロのロウニンアジを釣った諸見颯飛さん(左) と、62センチのタマンを釣った新川祐人さん

26日、平敷屋海岸で34.1センチ・0.52キロのクレーミーバイと35センチ・1.31キロのモンガラを釣った宮城温さん
25日、国場川で49センチ・1.98キロのチヌを釣った出盛由真さん

12日、安里川で90.9センチ・8.8キロのロウニンアジを釣った村吉璃空さん
23日、北谷海岸で60センチ・2.6キロのタマンを釣った中地奏颯さん

24日、平安座島で113.5センチ・17.7キロのロウニンアジを釣った野原直毅さん
23日、知念海岸で44.2センチ・1.38キロを筆頭に南黒鯛を数釣りした平良英雄さん(GFG)

20日、前島沖で12.6キロのオーマチを釣った齋藤正美さん(アクアⅡ)
27日、津堅島で43.5センチ・1.63キロのミーバイと48センチ・1.27キロのマクブ、48センチ・1.24キロのタマンを釣った金城宏祐さん