午後10時以降の夜間飛行は月44回 外来機離着陸は前年比2.7倍 5月の普天間飛行場


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米軍普天間飛行場=宜野湾市

 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、5月に米軍普天間飛行場(宜野湾市)で航空機が離着陸などした回数は1597回だった。4月の1671回に比べて4.4%減、前年同月比で12.0%減だった。一方、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限される午後10時以降の夜間飛行は、4月の35回より多い44回が確認されている。

 5月の離着陸回数のうち外来機は353回。4月の257回に比べて約1.4倍、前年同月比では約2.7倍に増えている。中でも海軍P8対潜哨戒機は、19年8月の109回を上回る過去最多の122回の離着陸を行った。外来の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは40回となっている。

 常駐機はMV22が418回、AH1Z攻撃ヘリコプターが309回、UH1Y多用途ヘリが283回。